表参道研究所 - OMOTESANDO LAB

女性が美しく生きることとは何か(シリーズ第5回:高田志織さん)

「あきらめずに最後までやり抜く」

高田志織(たかだしおり)さん
元SKE48のメンバー。愛知県名古屋市出身。現在、自身のアクセサリーブランド「NaAst」のデザイナーとして活躍中。手がけたアクセサリーはOnline Shop・商業施設・ギャラリースペースにて販売。人気を集めている。

木下有希子さんからバトンを受け取ったのは高田志織さん。SKE48時代に木下さんの先輩だった高田さんは現在アクセサリーデザイナーとして活動しているそう。そんな高田さんに美しく生きるためのヒントを教えてもらいました。

「この仕事を始めるとき、後悔しないようにとりあえずやってみようと思ったんです。挫折したらしたとき。やってみなくちゃわからない。とりあえずやってみるってことが大事だなって。」という高田さん。アイドルを経て今の仕事にたどり着くまでに色々な葛藤や成長があったのだそう。「私にはAKB48だった姉がいて、2つ違いだったこともあり、小さいころから姉のことをずっと追いかけていたんです。姉が吹奏楽部で楽しそうだったから私も吹奏楽部入ろう、姉がオーディションを受けるから私も受けよう。そんな感じで姉の影響を大いに受けてSKE48に。活動期間は4年半でしたが、とにかく頑張った。姉みたいにやってみたいと思ったし、楽しかったのも事実ですが、姉の後を追った形で入った手前、自分自身の発想でアイドルになったわけじゃないという思いもどこか否定できない自分がいました。」

アイドルを経験し、出会ったメンバーたちの才能に素直にすごいなと思うことが多々あったそう。
「歌がうまい子、ダンスがうまい子、会話力のある子、アイドルのいろんな才能を目の当たりにし、劣等感ではなく、素直にみんなすごいなって。と同時に、ここは自分が頑張る場所ではないかもと思い始めました。その心境の変化が、やりたいことはやってみた、だからもう後悔がない!という成長になった気がします。」

卒業後、かねてより好きだったアクセサリー作りを本格化した高田さん。

「自分がやってみたいことをやってみようと。これまでの自分だったら、始めるまでにすごく考えてしまって時間がかかるタイプだったんですが、アイドルを経験し、やらないで後悔するのはダメだと思うようになりました。姉の背中を追っていただけの自分も、いつの間にか進化して、自分のペース、自分の価値観を尊重できるようになってましたね。この仕事も、気が付いたらアイドルしていた4年半を抜いて6年たちました。笑」

そんな高田さんは、今やってみたいことがあるのだそう。

実はアート作品を現在制作していて、アクセサリーだけでは表現しきれない思いをこの作品で表現しようと思っています。近い将来、展示の機会をつくるぞ!と鋭意頑張っています。」

 

『やってみないと始まらない!』と、まずは始めてみるということは、なかなか腰が重たいことですが、そんな高田さんの「あとで後悔しない生き方」に美しく生きるヒントをもらった気がしました。

 

バトンを渡したい人

松木星良さん(「パチェラー・シーズン3」出演)

仲の良い友人であり、お互いに刺激を与え合えるお相手として松木星良さんへバトンタッチ。次回は、経営者としても魅力を増す松木さんに現在の想いを語っていただきます。


【企画概要】
表参道研究所のブランドメッセージ「よく生きることが、人の美しさにどうつながっているのか」をテーマに、格好よく生きている女性を掘り下げていきます。インタビューを受けた方は、自分が推薦したい人を<バトン形式>で繋いでいく連載企画です。